手袋編み編み その11 “拾い目って難しい”

新年明けましておめでとうございます。

年内に産科の検診で「いい調子に体重キテますねぇ…」と
言われたこともあり、
お正月太りをなんとかかんとか回避すべく、
お正月中は「控えめ控えめ」と唸りながら過ごしたcheleeeです。
大好きなお雑煮もあんまり食べれてないですけど、こんにちは。

そしてようやく息子くんも保育園に行きだしまして、
ブログを書く余裕が出てきました。

年末年始は、実家に舞い戻っていたこともあり、
手袋編み編みプロジェクトの
目覚ましい進展は特にないのですが、
それでもまあ淡々と進めております。


ところで今回は、
五本指手袋の一番の難関、“指”を編むというところです。

指を編むのも
ミトンだと親指一本で良いんですが、
五本指だとそうもいかない。
5本ある。当たり前だけど。

何というかね、最初の拾い目さえ済ましてしまえば、
指本体を編むのなんてあっという間なんです。
でも、その拾い目っていうのが、
初心者には至難の技。

なんでそもそも拾い目なんぞしなくちゃいけないかというと、
親指にしろどこの指にしろ、
指に切り替わる所が一番穴があきやすい部分。
それを穴を空けないために、増し目したり、ねじり目したり、
そういういかにも編み物っていうテクニックを
駆使しないといけない訳ですな。

それとやっぱり5本分、拾い目を繰り返さないといけないのが、
5本指手袋を編むのが
ちょっくら億劫になってしまう原因なんでしょうなぁ…。
だから世の中の編み物小物本でミトンがもてはやされて
5本指の本が少ない原因なんでしょうなぁ…。



これは中指の拾い目をしようとしているところ。

なんていうことをつらつら思いつつも、
もう実は右手は編み上がっていることもあり、
なんとなく形に仕上がっていることもあり、
「まあ私からしたら拾い目なんてちょろいもんよね、
でもまあ確認のためにもう一回編み方見てみようかね〜。」
と本と編み上がった実物を見比べてみたら、
見事に…
間違ってる!!!!

きゃあ〜!ANA空いてる!違う!ANAじゃない
穴あいてるよ〜!!……ショック…。うわぉ〜。
色が濃いからあんまり目立たないんだけどね…。

でもきっと使い方のハードな4歳児が
がつがつ使ったら、きっと見事に穴があくはず。

…とりあえずどこがまずかったか
反省しようじゃないの。

先生はこう仰っていた訳ですが…。


そしてこの拾い目の図がこんなね。

うーん、つまり、
dのねじり目をして、cをかぶせて右上二目一度するのと、
aのねじり目をして、bをかぶせて左上に目一度するのを
見事にすっぽかした訳ですな、cheeleeは。
唯一●のところだけ拾ったってわけだ。

ってここの説明全然読解できてないじゃないのよ!

ということは、薬指に続く中指も、人差し指も
見事にねじり目&二目一度をし忘れてる訳ですな。
ははぁ〜ん。…泣。

まあ編んじゃったものは仕方ない。
これを活かして左手はばっちりねじり目しようじゃないの。
どんな4歳児の攻撃にもびくともしない
鉄壁の指の拾い目を完成させようじゃないの。

ってことでついに、未開の荒野左手にcheeleeは
漸進していくのでありました。
まさか左手を編む所までいくなんて思わなかったぞー!