マタニティウェアをつくろう その6 ロックミシンデビュー!

さてさて、型紙通りに布を裁断したら、お次は縁かがり。

縁かがりがなんで必要かって言うと、
布を切りっぱなしにすると、
どうしたってほつれてきてしまうので、端の処理が必要なんですね。
家庭科のお勉強みたいですね。

一番良く知られているのは、
いわゆる端の生地を3つに折り込んで縫う三つ折り縫い。
ミシンを買った時にcheeleeの作ったお弁当包み、
あれも三つ折り縫いですね。

でも三つ折り縫いをお洋服ソーイングに使おうと思ったら大変。
直線部分だけじゃないし、
三つ折り縫いが二つ重なる角っこは厚みが半端無いし。

そういうことで、ソーイングの時は、
もっと違う縫い方をします。
それが、家庭用ミシンの場合はジグザグ縫い。
ロックミシンだと縁かがりになる訳です。

ほうほうそうなんだ。
この裁断した後にジグザグ縫いや縁かがりで
端を始末する、って言うのは、言われてみれば
納得なんだけど、知らなかったな…。

そんなわけで、ドン!

今回のワークショップのためにMIEさんが
えっちらおっちら運んできてくれた
ロックミシン!初めて触る〜。

ロックミシン、布の端を切り落としながら縫っていきます。
布を切りすぎたらどうしよう、とか手を切ったらどうしよう、とか
ちょっと心配になるので、初めて触る時はちょっとドキドキ。
参加者の方もちょっと緊張した様子でした…が、
意外にこのロックミシン、慣れてくると、
このザクザク布を切っていく感じが楽しい。
単純な直線縫いのせいかもしれないけれど、うーん、なかなか楽しい。


見えづらいけど、仕上がりはこんな感じ。

家庭用ミシンの場合は、ジグザグ縫いっていうボタンで
ひたすらジグザグに縫っていくらしいです。
我が愛機のJP510mさんにもついている…ようですが、
まだデビューしておりません。
でもロックミシンの仕上がりを知ってしまうと、
ジグザグ縫いじゃ満足できなくなってしまうのかな…。


とにもかくにも、
ひたすらロックミシンを裁断した布にかけます。

こちらワークショップ中、参加者の方がロックミシンをかける様子。

ちなみに、角からロックミシンをかけ始めた場合、
糸端を切ってしまうとほつれの原因になるので、
糸端をしまい込んだ方が良いようです。
ちなみに使った針は毛糸用の針。
穴が太くて、ロックミシンの数本絡んだ糸でも
通らせやすいんだそうです。



いろいろググってたら、角から縫い始めるんじゃ無くて、
角の7,8cm前から縫い始めて四方縫って、
最後重ねて縫ってあげると良いみたい。

MIEさんに聞いたら、一緒に縫い込んでしまう(?)
って言う方法もあるらしく(←うろ覚え)…。

何はともあれ、裁断した布ほぼ全てにロックミシンをかけます。
続く〜。