マタニティウェアをつくろう その3 地直ししときましょう。

しばし更新が途絶えてしまいました。cheeleeです。
雪が降ったり、ノロが降ったり、子育てって、ウィルスとの戦いですな。
その間にあったことがたくさん過ぎて、まとめるの大変そう…と
億劫になってしまい、しばらくBLOGとおさらばしておりました。
うぅ、でももうまとめない訳にも行くまい…。
どれだけ時間がかかるか分かりませんが、行きましょう!

ってことで、ソーイングの基本。
まずは、地直し。

地直しってなんじゃい?
ソーイングの基礎本によると
「生地は、生産過程でどうしても多少のゆがみが生じています。
そのままの状態で作品を仕立てると、洗濯した時に縮んだり、型崩れしてしまうことも。
地直しをすることで歪んだ生地の目を整え、型くずれを防ぎます。」
だそうな。

cheeleeが買った生地は、ダブルガーゼばっかりだったので、
縮みが激しそう。うーん、これは地直ししておいた方が良いんだろうな…。
と思って、ワークショップ開催の数日前、
えんやこら、と地直し。

地直し時は布の耳を切るんだそうな。

この端っこが布の耳


ちょきんちょきんとね。



本当は平干しが良いはずなんですが、そんなスペースあるはずも無く…。

とりあえず地直しはこんなで許してください!続く!

マタニティウェアをつくろう その2 日暮里繊維街ツアー!

今日は、“ものづくりひろば2nd マタニティウェアを作ろう”
日暮里繊維街に布を買いにいこうツアー!のご報告。

ツアーの参加者は、今回ワークショップに
参加される方1名と、cheelee、MIEさん。
こじんまりとしてて素敵です。

この方は、日暮里繊維街は初めてだそうで、
それを聞いたまわりの人に、「なんでわざわざ日暮里?」と聞かれたとか。
日暮里が布地街だなんて、手芸・洋裁やってる人じゃないとあんまり
知名度ないんでしょうか?うちの旦那さんも知らなかったような。

cheeleeもそんなに行きつけている訳ではないので、
詳しくはないですが、手元にある「にっぽり繊維街マップ」によると、
日暮里繊維街は日暮里中央通を中心に両側約1キロに渡り生地織物の
店が軒を連ねる繊維の街、これがいわゆる日暮里繊維街です。」だそうです。

cheeleeが初めて繊維街に行ったのは、
高校生か大学生初めのときだったような。
高校の頃は(も?)郊外に住む十代だったので、
都内の街に憧れていて、Oliveで「雑貨の街自由が丘」特集とか
「代官山」特集とかあると即座に買って、
もう頭の中に店の場所が入るくらい読み倒した後、
日曜日まるまる使って自由が丘やら、代官山やらに出かけましたよ。

十代だったせいか、一日歩き回る体力があって、
雑誌に出ていた気になる店をほぼチェックしまくって、
十代で買える雑貨やらをちょろちょろ買って、
満足して帰路についた思い出が。

だから20代も後半になって、自由が丘の近くに住むことになって、
久々に歩いた自由が丘でSIXっていう
文房具メインの雑貨屋さんを見かけた時は、
「あぁ〜!ここ、高校のとき来たことある!」と
タイムスリップした気分に。

って、日暮里の話じゃないですね。
日暮里はそんな時に行った街の一つだったような。
だから初めてきた時は、この両側約一キロの街を隅から隅まで
歩き尽くした覚えがあります。うーんあんまり覚えてないけど。
ただ布地の問屋街で、cheeleeは特別
布地を使うような趣味を持っていなかったせいか、
そのとき買ったのは、ボタンだけだったような。

そんな思い入れのある繊維街、隅から隅まで歩きたいのはやまやまですが、
よいお年なのはもちろん、もう一名お腹に抱えた妊婦なので、
もうTOMATOさんご指名で!

今日も前回のサンプルの布を見つけた4階に直行。
サンプルワンピをつくったピンクの布が
今回の参加者の方に好評だったので、そのあたりを見ながら、
MIEさんから布選びのポイントを聞きます。

薄すぎない布地っていうのを、壁に貼ってあったサンプルを触りながら
何となく覚えて、物色開始。

cheeleeも物色物色。
といっても、やっぱり前回気になった布が結局気になる。
その布は…こちら!

naniIROというテキスタイルブランドのPochoというシリーズです。
っていうか全然、張り感ないし!ダブルガーゼって縫いづらいし!
マタニティに必要だって言ってた安心感が限りなく低下しそうな生地…。

しかしそこに救世主MIEさんの「裏地つければ大丈夫だよ〜」の一声。
しかも、cheelee、洋服作り初めてなのも忘れて、
このPochoを数種類はぎ合せてスカート部分を作ろうと画策してしまいました。
(それは2つ目以降にしようってこの間誓ったはずなのに…。)

参加者の方も、たくさんある布地に迷いながらも生地選び。
濃いめの地色(深緑を限りなく黒に近づけたような地)にピンクの柄入りの布。
これとどの布をあわせようか悩みます。
地色に近い深ーい緑の布にするか、柄のピンクに合わせてピンクにするか。

そこへもまたMIEさんのアドバイス
「ピンクも可愛いけど、この柄とピンクのスカート部分にすると
特別感が強くて、どこへお出かけ?って感じになるかも。
こっちの地色に近い色にすると一見地味に見えるけど、
実は普段使い出来る感じ。」

ほぉぉぉぉ〜。そうかぁ。確かに。
可愛いだけで決めちゃ駄目ですよね。
毎日子供追いかけ回すのに、そんな可愛いのばっかり着てられませんもん。
(って、去年の夏のセールで可愛いってだけで買ったサマードレス、
実用性が無くて、着ていく所が無くて一回も着てない人。)

とりあえず二人とも、一回頭の中をクールダウンするために
モスバーガーでランチ。うーん、モス、美味しい。

ランチ中に頭の中をまとめて、TOMATOに戻ります。
途中、ベルトにするリボンを選ぶためにTOMATOの別館に立寄り
リボンの色を検討。

そうして先ほどの売り場に戻ります。
二人ともお昼前考えていた方向で決意は変わらず、ついに布をお買い上げ。
参加者の方は、アドバイスに添って、深ーい緑の布に決定。


そしてcheeleeもnaniIROで決まりです。
手前の馴染みすぎててよく見えない布が、上半身の部分の布です。
こちらは、オールドデニムって素材なんですって。
張りのある裏地もお買い上げました。


いやー、布選びって本当にいいもんですね〜(水野晴郎風に)
っていうか早く縫いたいよ〜!

マタニティウェアをつくろう その1 ミシンを買おう。 

さてさてもうすぐやってくるものづくりひろば2nd、
マタニティウェアを作ろう。

cheeleeもこれに向けてソーイングについて学び始めました。

ソーイングと言えば、まずはミシン。
いや、今回のワークショップはミシンは無くても作れるように
MIEさんが準備してくださってるんですけどね、
実は数年前から、ミシンを
買おう、いや、止めとこう、買おう、いや、止めとこう、と
ぐるぐるまわりで悩み続けていたcheelee。

今回はようやく、この機会にせっかくだから買ってみよう!
きっとこれからミシンでいろいろ作れるようになるだろう…!という
皮算用のもとに、ミシンを購入することにしました。


相変わらず、知らないものに手を出す時って、検索するのが一苦労。
ミシン選びなんてその最たるものですな。
悩もうと思えば延々と悩めそうです。
最後の最後は結局「えいやっ」って決めるしかないんですが。

さてさて「ミシン おすすめ」とか「ミシン 選び方」とかで
ググると出てくる出てくる、ミシンをどうやって
選んだら良いかっていうサイト。
たまに、そのサイトも営業かな?って思ったりすることありません?
っていうかこのcheeleeのブログも、一瞬そう思う人がいたりして。


で、ミシン選びのサイトや質問サイトをいくつか読んで決めたのは、
あんまり安いミシンは買わないようにしよう、ってこと。
5万円代くらいが良いって、
ママの味方、ベネッセのウィメンズパークにも、
ミシン選びのサイトにも書いてありまして。

昔悩んだ時は、刺繍ミシンって楽しそうだなぁ〜、って
思ってたんですが、今回は、
基本の縫いがちゃんと出来ればそれでいいや、とも。


と、いろいろ検索していると、ジャノメのJP510とやらが良く出てくる。

…どうしよう、ほかのメーカーのでもいいのあるかな…。
ってことも今回は考えず、あっさりJP510にすることにしました。
だって早く欲しかったんだもん。


あとはどこで買うか。
というよりもオプションをどこまでつけるか。
まずフットコントローラーは必須らしい。
まあこれは確かに、手元操作よりも足踏みの方が圧倒的に楽だから、納得。
そして今の時代はコードリール式、っていう
コードが巻き取れるフットコントローラーがでてるんですってよ、奥様。


それと今回はマタニティウェア作るし、これからもベビー服やら、
子供服やらなんだか結構洋服っぽいものに
チャレンジしたいのが今の気分なので、
だけどロックミシン買うほどの人じゃないので、
ロックカッターとやらを検討してみる。

ということで、今まで悩んでた割にさくっと決めた
ミシンさん。こちら!

JP-510Mさん!実はスペシャルエディション!
ってもう2012年になったから別にスペシャルじゃないのか?
なんか、直線針板と直線押さえが標準セットになっていて、
薄い生地もくいこみなしで縫えるんですって。
ほほぉ〜。(←ってその良さが全然分かってない感じが初心者。)

ミシンの使い方っていうDVDが入っているので、
それをミカン食べつつ、鑑賞&テスト。

自動糸遠しって便利ぃ〜!何これ〜。
糸切りも地味に便利〜。
はあぁぁぁ〜、この模様縫いってなんか楽しい〜♪
って実は気付かないくらい地味に機能してるのが
自動糸調子ってことか…。
なるほどねぇ…。

ってことで記念すべき、ミシンの第一回作品は、
じゃじゃん!


お弁当箱包み〜!


実は、ミシンで仕上げたのはせいぜい端の三つ折りの所だけで、
どちらかというと生地の方に特徴があるんですけども…。
まあミシンってそういう縁の下の力持ち的な所ありますしね。
これを手縫いしてたのが今までのcheeleeでしたけど、
ズバズバ縫っていくのは気持ちよいものでした!

ちなみにこの生地、無印の布クレヨンで
息子にお絵描きをしてもらったもの。
端を三つ折りして、絵に使った赤・青・黒・緑の糸で
4方向を色替えて縫い縫い。
なかなかカラフルで可愛らしい、とcheeleeは思っていたのに、
これでお弁当箱を包んで息子くんに渡すと、なぜか大泣き。

なんでも、cheeleeが同じ時にもう一枚作った、お弁当箱包み、
これは某仮面ライダーフォーゼの顔を丸写しして作ったやつなんですけど、
こっちの方がいいんですって。うーむ、戦い好きめ。

何はともあれ、まずはミシンをゲットしたcheeleeでした。

なんで、ものづくりなんだろう?

今日はちょっと哲学的に考察してみます。
なんでcheeleeはものづくりがついつい気になってしまうのでしょう?

気持ち、布と木工系に偏ってるけど、
それに関わるものは割と何でも作ってみたい。
作れるようになってみたい。
それに、別ブログで以前書いていたのは
街並みと広場のこと。

“ものづくり”と“街並・広場”
この二つに共通することはなんなんだろう?
この疑問にようやくちょっと解がでそうです。
それは、ヒューマンスケールってこと。

これは森麗子さんを知った時につられて作った何か。


“小商いのすすめ”(平川克美・ミシマ社)っていうのを
最近読んでいるんですけど、
その中に、こういうくだりがあったんです。
ちょっと長いけど。

“東京という巨大な都市の中空には、網の目のように
高速道路が走っています。
それらは、人間が歩くための道路ではありません。
車が時速80kmとか100kmで疾走するための道路です。

人間に備わった身体をどんなに鍛え上げても時速100kmで
走ることなんて出来ません。もし、自動車に乗っていれば、
高速道路は大変便利な交通路ですが、歩いている人間に取っては
何の利便性も提供しない、
むしろそれがあることで回り道を余儀なくされたり、
危ない目にあったりと、無用で邪魔な存在でしかありません。

つまり、高速道路はヒューマン・スケールで
つくられたものではないということです。

産業革命以後の文明の進展は、
まさにこのヒューマン・スケールを超えようとする
技術革新の歴史でした。産業革命とは、人間生活の側から見れば、
力の拡大であり、時間の短縮であり、空間の圧縮でした。
技術とは、これらの作業を手や足で行っていた人間に、
協力な梃子(てこ)を与えるものでした。

それまで何時間も歩いて移動していたひとびとは、車の出現によって、
数分で目的地にたどり着くことが出来るようになりました。

職人たちが、重い材料を運び、汗を掻きながら、
削ったり曲げたりして作り上げていたものを、
オートメーション化された工場では、
大量に、短時間で生み出しました。”


ここを読んで、本をぱたりと取り落として、
“そうか!”と思った訳ですよ。
なんでそう思うのかは分からないけど、要は、
ヒューマンスケールからかけ離れちゃってる今の街や、
いろんなショップやショッピングセンターで買うことでしか
手に入れられない布やプロダクトを、
もっとヒューマンスケールに落とし込みたいのかな、って。

言い方が回りくどいけど、
ものづくりでいえば、洋服一枚にしたって、
家具一つにしたって、自分で作れるなんて人、今ほとんどいない。
cheeleeは単純にどうやったら洋服や、家具を
自分で作れるんだろう、その作り方を知りたいし、作りたい、と思う。
そういう意味で、もっとヒューマンスケールに落とし込みたい。

専門の学校に通った人だけが、洋服を作れる、家具を作れる、
家を作れるって言うんじゃなくて、
洋服や家具や家くらい、生活に関わる基本的なものづくりは、
普通に義務教育を受けたらマスターしてるっていうのに憧れる。

街並や広場に関して言えば、本にあった通り、
車でしか移動できない高速道路ばかりの街が
ヒューマンスケールである訳ないし、
ヒューマンスケールではない、ということは、
どんなに頑張っても「人に取って気持ちのいい場所」である訳が無い。
街の全部が全部高速道路で出来ている訳じゃないけど、
今の街には圧倒的に「人に取って気持ちのいい場所」が少ない。
そういうことで良い街並や広場が欲しいのは、
人が気持ちよく過ごせる場所が街に欲しいって言う思いから。

まあ街並って言うのは見た目の問題で、機能の問題では無いけど、
「人に取って気持ちのいい場所」っていうのが
見た目や雰囲気、居心地も重要って考えれば、そう遠い話ではないはず。

そして広場に関して何がヒューマンスケールなのか、って言うとですね、
つまり今の街は人の分かりやすい欲求…、というよりも、
消費に還元できる欲求に関しては確実に満たしてくれる。
例えばお腹がすいたらファミレスやらファーストフード、
洋服が欲しくなったらショッピングセンター、
食材はスーパーで手に入れて、
娯楽はレンタルDVD屋さんやアミューズメントスポット、っていうように。
その欲求にちょうど一対一で対応するような場所がある。

でも、反面、その間をつなぐべき部分が無い。
無いってのは言い過ぎですね、言うなら、あるけど弱い。

間をつなぐ空間って何か?
それはつまり、何もしない日、
ただふらっと外を楽しむ、っていう時に行きたくなる場所。
子育てに行き詰まった時に、そこにふらっといくと、
同じような人がいて、自然と会話が出来るような場所。
(これは場所だけの問題じゃないけどさ。)
そういう場所がかなり少ない。


歩いて楽しめる街ならまだその間をつなぐ空間が、
自然発生的にできることもあるけど、(会話まで出来るのは場所だけじゃ難しいけど。)
郊外の街だと、単体単体で消費を満足させる今の街の成り立ちが
本当に際立ってる。家を出たら車でファミレス→スーパーに買い物
→最後はDVD屋さんでレンタル、って。


緑道だとか、街路だとか、そういうものはまああるけど、
毎日そこに行きたくなるか、っていうとそういうものでもない。

公園は気持ちのいいスポットになりそうな可能性を
一番秘めているんだけど、どちらかというと行政の対応も
半径何キロ以内にこれだけの公園を作る、っていう定量的な問題だけに
置き換えられちゃって、ここが、生活の基盤の一つである、っていう
意識で作られている訳ではなさそう。だから大人が楽しくなるような公園もない。
そういうアプローチやPRをされている公園も無いような。
それが広場が欲しい、っていうのに繋がった訳ですね。

って、相変わらず、ちょっと熱くなってしまいますわ、広場論になると。
なるほどね、まあそういう理由でものづくりがしたい訳でしたか。

ソーイングって敷居が高い?

でもね、今度はマタニティワンピースを
作ろうとしてるcheeleeですが
cheelee自身は、今まで編み物や刺繍なんかを
したことはあるものの、洋裁は全くなし。

手縫いで保育園用の給食袋や絵本袋や名前付けを
したことはままあるものの、
服の形になったものを縫ったことはございません。
全く威張ることじゃございませんが。

そもそもソーイングってちょっととっつきづらくないですか?
なんか敷居が高いっていうか。
素人は来るなって言われている気がするっていうか。(被害妄想)
そもそも何したら良いか分からないし(やったこと無いからね)
何が必要か分からないし(そりゃやったこと無いからね)。

って、違うな、もっと根本的な問題があるかも。
既製品の仕上がりのキチンとした服に慣れちゃって、
自分で作っても着れるようなものにならない、っていう
思い込みがあるのかも。ちょっとちゃちい、っていうか。

それと初心者向けの洋裁の本は
どうしても作りやすい生地なんであろう綿素材の
ナチュラルな感じの布地を直線縫いオンリーで
さらっと仕上げた服、みたいなのが
載っていることが多いですが
そもそもそれがcheeleeの趣味じゃない。(あらま。)

cheeleeの趣味は、どちらかというと布地勝負で、
柄な布地がスカートになってたり、ワンピになってたりするのが好き。
大阪のおばちゃんか、ってなくらいの。
まあだからこそ布作りに行ってみたりしてるんですね。


ツートンとかパッチワークのシャツとかも好き。
だから初心者の本に載ってる直線縫いスカートが
もし可愛い〜!って叫んじゃうような布地だったら
きっと今までも作ってしまっていたのではないでしょうか?
布をパッチワークして作られているようなベビーの服とかね。


あ、思い出した。
服は作ったこと無いけど、cheeleeが作った中で
一番大きいのはこれでした。

以前、日暮里の“エレガンス”で端切れを買ったことがあるって
書きましたが、その端切れをパッチワークしながら使って
ベビーカーのクッション手作りしたんです。


この蜘蛛の巣みたいなのが買った端切れ。
可愛すぎて買ったんだけど、どう使うか悩んだ末に
息子くんのもらいもののベビーカーのクッションが古すぎたので、
新しく作ることにしたんでした。

ただベビーカー自体を買い直したので、
途中でつかわなくなってしまったもの。
でもこれを作るのには、随分時間がかかったこともあり、
このクッションはシミがあっても、色褪せしても、
捨てるに捨てられない一品に。
良かった。日の目を見ることが出来て。

って話がずれましたが、要はこういう
パッチワークの布地が好きよ、ってこと。
こういう布地で作ってある服なんかには
確実に食いついちゃいますよってこと。


ん?じゃあ本の問題?心そそられるサンプルが無かったってこと?
うーん、その可能性も否定できん。
もしツモリチサトぽい服が作れますよ、とか
装苑にのってた服が作れますよ〜、とかそそのかされてたら、
「つくるつくる〜!」って今までにも、わめいてたかもしれません。
仕上がりが既製品っぽくないなんていう理由をつけたりせずに、
作ってたかもしれません。
装苑 2012年2月号[雑誌]







こちら装苑です→→→→→→→→→


だって編み物だって、立ち読んだ本の
編み込み模様の可愛さにやられて
ついつい編みたくなっちゃった、っていうのが
この間の編み物熱の原因だものね。


そういえば、cheeleeが今まで唯一、
こんなのが作れたら素敵だろうなぁ〜、って思わせた
ソーイングの本は、こちら!
パターンマジック







「パターンマジック」
ちょっと前の本ですが、これを本屋さんで初めてチラ見した時に
ソーイングできないけど、これが縫えたら良いなぁ…って思った覚えが。
いやいや全然こういう服着ないですけど。
ギャルソンチックな服、着る機会もありませんけど。


ってことでね、
cheelee含めほんのちょびっとの手芸好きが
ソーイングに手を出さない理由は可愛い〜!うぎゃー!
ってジャケ買いしちゃうようなソーイング初心者の本がない、
っていう結論で良いですか?(なんとまあ乱暴な結論よ。)

だってこれ作らないと後悔する!って思わせるような
可愛い布地orパッチワークな布地のソーイング本があったら
きっと手を出してきたはずだもの。

やー、cheelee、今度のマタニティワンピ作りは
きもちパッチワークな布にしよっかな。
(って初心者のくせにハードルを上げてしまった。)
ま、初回はシンプルに縫って、二回目はパッチワークにしようかな。

でもね、cheelee、実は奥田染め工場で染めて
まだ使ってないモッサモサのモッサーが3mもあるのだ。
これをいつか使わなくては!
これをパッチワークな子供コートにしたいぞ!

手袋編み編み その13 “ついに完成!”

タイトル通り、ついに完成!
ようやく出来上がりました。
息子くんのための5本指手袋、ゴーカイジャーっぽいマーク入り。

出来て嬉しい〜!っていうのもあるけど、
ようやく出来た…っていう“えんやこら”感が否めない心境。
ものづくりって忍耐なのね。
って、まだ完成させたの一つ目ですけど。


実はね、親指の拾い方が“手編みのてぶくろ”には
3通りくらい紹介されていて、ちょっと間違ったやり方を
してしまっていたようなんだけど、まあいいや。
何が間違えたかの解説も、なしにしてしまいます。

ほかにも左手の薬指の白の面積がやったら短いのとか
やっぱり人差し指が長く編み上がってるのとか
つっこみどころはいろいろあるようなんですけども、
それも出来上がった記念で不問にしましょう!


ゴーカイジャーっぽいマーク入り子供サイズ5本指手袋》
【材料】
越前屋オリジナル極細毛糸
colour no.1(白)15g、no20(紫)20g、二本取り
(実際は白1玉、紫2玉買いました。
でもゲージ取らなければ、紫1玉で十分そうです。)
【用具】
3号棒針
【ゲージ】
メリヤス編みで、33目40段10cm四方
【制作総日数】
計27日(編んでいない日も数えていますよ!)

あとは息子くんにプレゼントすべく包装しよう。
喜んでくれると良いがなぁ。

さーて、次は何を作ろうかな〜。

手袋編み編み その12 “拾い目初心者からの脱出”

先日の三連休は、息子くんをエンターテインするのに、右往左往。
いやー、早く兄弟で遊ぶ仲になってほしいものですわ…(本音)。

手袋の方は、徐々に徐々に進んではいるものの、
あと一息が終わらないのでございます。
真冬の寒さは今がピークなのにぃ〜。


しかしあれですね。なんですかね。
お料理とおんなじで、適当にやっとく、ってのが
出来ないのが初心者ですね。

お料理も、最初は出汁(だし)ってものは昆布と鰹で
取るのがだしで、それ以外は出汁として
認められないのかと思い込んじゃったりしますけど、
だんだん、顆粒だってだしだし、
袋だしだっていいし、肉や魚使ったときは
それでだしがでる、っていうのが分かってきたり、
ナンプラーでだっていい味でるじゃん!って思ったり。
そうやって適当に料理の味を見ながら
バランスをとっていけるのが
初心者から一歩進めたときなのかもしれませんね。

ってのをね、
編みながら思ったのです。
左手袋も編み込み模様が無事終わって、
そうして今回も拾い目で苦労してるんですが、
初心者から一歩抜け出せたな、と思ったのは、
前は、拾う時に、編み地のどこをどう見たら良いのか
あんぽんたん、もとい、ちんぷんかんぷんだったのが、
今は何となく分かる。

用はですね、

前回拾い忘れたこのdとaの部分ですが、
まずはこの真ん中の●に編針を通しておけば良い訳です。
この●を見つけるためには、
ねじり目した黄緑色の部分がそれより下には
編み地を持っていないのでそこから見つけ出せます。
赤く塗ってある部分も参照して、
黄緑色より下は編み地のない列、っていう見つけ方でも良いかも。

ということで、ちょっとだけ拾い目初心者から
脱出した気分のcheeleeでした。
とはいっても一カ所拾い目するだけで15分かかるんだよねぇ…。